横手山の花の季節が少しずつ始まっています。
2021.07.04
梅雨の時期の集中豪雨が毎年のように大きな被害を出しています。環境破壊がどこまで影響しているのかはわかりませんが、私たち横手山・渋峠スキー場も、よりSDG’sに即した活動をしていかねばと感じる昨今です。
一方、雨は草花の成長を促進します。まさに慈雨でもあるのです。今年は6月半ば以降の気温が比較的涼しく、例年より発育が遅れているように感じますが、ようやく1700m付近ではニッコウキスゲが咲きはじめました。1800m地点の山本荘前には、アヤメ(この角度から見ると「綾目」がよくわかりますね)が咲きはじめました。
ほたる温泉「平床大噴泉」のある1650m付近では「白い花壇」が志賀草津高原ルートを飾っています。どうやらフランスギクのようです。江戸末期頃に観賞用に持ち込まれ、寒さに強く野生化したとか。また色鮮やかなルピナスを見かけることもできます。北アメリカ原産のマメ科の多年草で、戦後園芸植物として導入された外来種です。国立公園としては在来種が大切ですが、美しい花には罪はありませんしネ^^


このほたる温泉の源泉は、高温かつ湯量が豊富。志賀パレスホテルやホテル2307だけでなく、約4km離れたサンバレー地区の幕岩温泉もここから引き湯しています。SDG’sを考えたとき、たとえばカーボンフリーの「温泉発電」も私たちの実現したい夢の一つです。
