60年前のレシピに忠実に。ニュー横手の「おとなのボルシチ」

2020.03.13

横手山・渋峠スキー場には、しっかりとした美味しいランチを食べられるお店・ホテルが多いのが特徴のひとつ。今日は第1スカイペア、第2スカイトリプルと第4スカイペアが集中する「陽坂地区」にあるニュー横手さん名物、ボルシチを紹介しましょう。

ライスとのセット、パンとのセットが選べます

1965年の「ニュー横手」開業以来、ずっと作り続けてきた人気の定番です。「60年前に、白馬東急ホテルのシェフから教えてもらった父のレシピを今も守っているいるのがウチのボルシチとカレーなんです」とご主人の竹節さん。お父様は1959年に建てられた白馬東急ホテルで修行されたんですね。「レシピは私も知らないんです。夫が先代から教えられた一子相伝ですね(笑)」と奥様。

このボルシチ、ややスパイシーな「おとな」の味わい。歴史を感じます(話を聞くとすぐ影響されることもありますがw)。そして1800mの高原ならではの身体が温まる料理でした。使われるお米はすべて自家栽培。評判がよくていまでは販売もしているそうです。

ところで宿泊施設として運営されているニュー横手さんの外観をみて目立つのが右角の「キッズルーム」です。元々はオーナーのお子さんにプレゼントされたぬいぐるみや本の置き場兼遊び場だったそうですが、いまでは大人気コーナーに。時には外国人のご夫婦+お子様がいらっしゃって、ご主人が滑っているときは奥様とお子様が過ごし、しばらくすると交代で奥様が滑りに行っている間は、ご主人がビールとランチを楽しみながら様子を見ている…という使い方をされることもあるそうです。なるほどな〜。

「じつは、横手山・渋峠スキー場にはボルシチを出すお店3軒があるんです。ウチと山頂ヒュッテさん、そして渋峠ホテルさんです。3つ食べて比べてみるのも面白いと思いますヨ」と竹節さん。それ、いただき!

その他の横手山・渋峠スキー場の名物ランチの紹介はこちらから!