「暑い夜」…
2020.11.20
スキー場としては「暑い夜」とでも表現したくなるような夜明けでした。私たちは今夜からの気温低下にかけていますが、21日の営業可否についてはギリギリの判断になると考えています。
それでも(また自賛してしまいますが)つくづく横手山・渋峠スキー場はスタッフと周囲の人に恵まれているなと感じた朝でした。19日(木)の夜はどう考えても降雪できそうな条件とは思えませんでしたが、整備チーフとパトロール隊長は「可能性はゼロではないから夜通し残ってチェックする」というのです。しかし連休は土曜日から3日間あります。必要なときに体力がなくなっては意味がないからと説得し、昨晩は帰宅してもらいました。すると今度は近隣の山本荘さんが「だったら私が朝4時に起きて、気温が0度を下回るようだったらすぐに連絡します」と言ってくれるではありませんか。

現実は標高1700m地点で最低気温が10℃という信じられない朝を迎えています。
平日を休んで貯めた雪も現状では滑れるとはいえない状況です。20日(金)日中にさらに雪は傷むでしょう。それでも希望はあります。予報では今夜には海和ゲレンデで−2℃まで下がり、雪もちらつきます。
今夜からは、昨晩休んで体力を温存したスタッフと最新鋭スノーマシンSUFAGのメーカー技術者+納入会社のオペレーターが集結。横手山の条件に最適化させて、降雪に挑みます。いつ滑れると言い切れなくてたいへん申し訳ないのですが、今夜からの状況をお待ちください。
こんな素晴らしいスタッフ、周囲、そして期待しているお客様がいる横手山・渋峠スキー場。一日でも、1時間でも早くまた滑走を楽しんでいただきたい!