春は来ぬ。夏は来ぬ。聖地・渋峠で過ごす至福。

2021.06.16

2152m、渋峠ホテルの裏にはもともとは湿地だったという小さな池があります。この時期、ミズバショウが咲いています。ちょっと葉が大きくてレタスみたいですけど(笑)。

池の中には両生類のサンショウウオの卵が産み付けられていました。サンショウウオは殻のない卵を産み、幼体のときは水中、成体になると陸で生活します。 繁殖は年1回、春。涸れることのない湧き水のあることが必須といいます。だからここに産み付けているのですね。止水性の場所ですからクロサンショウウオかな? 

サンショウウオ類は移動能力がとても低く、生息地の環境破壊が直接個体群の絶滅につながります。この卵が無事にかえり、横手山・渋峠の自然林のなかでスクスクと育ってほしいですね。カエルも見かけました(こちらもそろそろ産卵です)。雨の日だと夏でも暖炉に火を入れるほどの日本国道最高地点の聖地「県境の宿 渋峠ホテル」。少し散歩するだけで素敵な風景に出合えます。

7月からは待望の渋峠ロマンスリフト夏営業が始まります。リフトで上がれる日本最高地点へのアクセスは、スカイレーターからと、渋峠からの2パターンに。どちらも利用できるスーパーダブルプラン(計6回乗車)もありますよ〜

日本国道最高地点ステッカーは渋峠ホテル、スカイレーター前のスカイカフェでお取り扱いしています。この地に到達した記念にどうぞ。

予報だと、明日6/17午前、6/20(日)は天気が良さそうですよ〜