海和ゲレンデ(第4ゲレンデ)改修中!

2019.09.17

志賀高原一帯はこれから秋の紅葉シーズンを迎えますが、横手山・渋峠スキー場では、より滑りやすくするためのゲレンデ改修をすすめています。

今日は、横手山第4リフト脇の「海和ゲレンデ(第4ゲレンデ)」を紹介します。

メインコースに隣接して「ラフォーレ志賀」「ニュー横手」「山本荘」が建つ陽坂付近は、第1スカイペア降り場と第2スカイトリプル乗り場、第4ペア乗り場、第5ペア乗り場が交錯する横手山エリア側の中心ともいえる場所です。

2307m標高日本一から滑り降りるコースに目が行きがちですが、日本を代表するプロスキーヤーであり横手山・渋峠スキー場のアドバイザーでもある海和俊宏さんは「標高1800m〜1950mに位置する第4や第5が集中するこの場所は、これから可能性が広がるエリアですよ」と言います。実際、昨シーズン、海和さんはこの「海和ゲレンデ」に好んでポールを張ってレーシングキャンプを行っていました。ただし問題点も指摘します。

「左にドッグレッグするこのコースは一見広く見えるのですが、斜行していたり、木があったりすることで、滑りやすいスペースが限られているのです」。

左が海和俊宏さん。右はスキー場の斉須社長

そこで、横手山・渋峠スキー場では海和さんのアドバイスに従って、環境省や地元の許可を得てゲレンデの改修に乗り出しています。

冬に滑るときはそれほどの斜面だとは感じなくても、グリーンシーズンに自分の脚で登ってみると意外なほど斜度があること、ゲレンデには小さな起伏がたくさんあることに気づきます。そのため斜面を調整したり木を伐採するために動かす重機は、相当気を遣いながらオペレーションする必要があります。さらによく見てみると、コース内には排水のための溝が切ってあったり、水源地からの導水管が埋まっていることもあるので、慎重を期す必要があるのだそうです。

重機のドラム缶は、斜面での転倒防止のためです

コース整備の責任者を務めるスキー場スタッフの山本さんに聞くと、「木は切ればいいってものでもないんです。ここの雪はパウダーなので、木をなくすと風が吹き抜けて雪が積もりにくくなる可能性もあるので、気をつけなければなりません」なるほど、奥が深い!

ゲレンデ改修は、横手山第5ゲレンデや、渋峠でも進んでいます。それはまた別の機会に紹介したいと思います。

重機を入れての作業は、たいへんなお金がかかるのですが、より気持ちよく安全に、そして環境にもやさしいゲレンデづくりをしたいとの海和俊宏さんの熱意と、5月末まで意地で真っ白な雪でのコースづくりをした現場の職人的スタッフの息が合い、実現しました。

社長はきっと心で泣いていますが笑顔で「日本一のスキー場(※標高がネ)なんだから、やるしかないね!」と言っています(笑)。来シーズンも、再来年シーズンもよいコースづくりに励みますので、ぜひ、スキーヤー、スノーボーダーの皆様の応援、来場をお願いします。皆様の来場こそが、その原資になるんです!