働く横手山パーソン② Professionals working in Yokoteyama

2019.10.20

着々と冬支度をすすめている志賀高原 横手山・渋峠スキー場。そこには、横手山で働くプロフェッショナルがいます。シリーズで紹介する「横手山パーソン」。第2回はゲレンデ担当の「フミオさん」こと山本文夫さん。

この山本さん、先シーズンお客様から「横手山は5月になってもよそと違って雪が汚れていないから滑りがいい。どうしてあんなに白いんですか?」と絶賛された「張本人」。紅葉が深まる中、フミオさんは何をしているかといえばコースの草刈りを3人一組でやっていました。

斜度30度までは、このかなり古い草刈り重機が使えるという。「もう作っていない機械なので、消耗品は工夫して使っています(笑)」細かな場所は他のスタッフがプラッター草刈り機(こちらは新品だそう)を使ってこまめに刈り取る。

――コースを草刈りする理由を教えてください。
「大きな理由は、雪が付きやすくなることですね。ご存知のとおり横手山・渋峠スキー場は日本で一番標高が高いんです。つまり雪質がよすぎるほどのパウダーなので、軽くて風で飛んでしまいがち。たとえば笹が生えているところに雪が降ったことを想像してほしいのですが、しばらくは葉っぱに雪がつくだけで、地面に雪は付きませんよね。草がなければちょっと積もった時点で圧雪できますから、すぐに滑ることができるでしょう?」

――なるほど、ただきれいにするということじゃないんですね(笑)
「草を短く切れば、石ころがコース上にあるのもすぐわかりますから、取り除きやすいメリットもあります。こうして草刈りをすると地面には細かな起伏があることに気がつくでしょう? どこまでは雪を使って平らにするかそれとも地面の起伏を出すか、整備するときにはそんなことも考えてやっているんです。この林道のような細いスペース(↓)を覚えておいて、冬にどんなふうに広がっているかを見に来てください(笑)」

――ところでフミオさんといえば、あの真っ白な春スキーのコース整備が印象的なんですが、どうしてあんなことが可能なんですか?
「気持ちよく滑ってほしいってことなんです。黄砂が降ったり、土と混ざった雪が滑走面に付くと滑りが悪くなります。汚れていてもいいなら、コース整備は簡単なんだけど(笑)。そんなに秘訣があるわけじゃないんですよ。雪を貯めておいて、それを出すだけ。といってもピステンで一度に運べる雪の量は限られているから、手間を惜しまず、何度も何度も往復するの。そうなると燃料も食うし、残業代もかかるでしょう?それでもやるかどうかなんですよ。うちは社長がやってくれ!というので、頑張っています(笑)」

地道だけど大切な作業を行うプロフェッショナルがいるスキー場。それが志賀高原 横手山・渋峠スキー場です。横手山・渋峠スキー場では、新しい仲間を探しています。社員、期間スタッフ、アルバイトあなたの働き方は横手山・渋峠にあるかもしれません!